容量が多すぎると、極端に重くなり挙げ句の果てには数時間後に「容量が足りないため、バックアップを取ることができませんでした。」と表示され終わることもしばしば。
そこでここでは、不要なアプリのバックアップをオフするとバックアップの時間はどれほど速くなるのか?比較検証してみました。
バックアップが全然終わらない・・・。なんて方は是非参考にしてください。
iCloudの設定から不要なバックアップをオフに
以下のようにバックアップをとるアプリを調整するには、「設定」→「iCloud」→「容量」→「ストレージを管理」→「iPhoneの名前をタップ」で選択できます。
まずは、アプリのバックアップを一つもオフにせずバックアップしてみましょう。ちなみにバックアップデータに含まれるアプリの数はフォトライブラリを含め「81」個です。iCloudの「今すぐバックアップを作成」をタップ。ストップウォッチでそのタイムを測ってみると・・・
「13分14秒91」という結果に。結構長いです。(WiFi環境やデータ量に左右されるので、あくまで個人の結果として参考にどうぞ。) また、1度バックアップした状態で改めて手動バックアップをした結果、2回目は約10分と短く、3回目ではさらに38秒という結果になりました。
つまりiCloudへのバックアップは、ストレージ(保存場所)が「既に保存してあるデータ。」と判断した場合、上書き作業はせずスキップしてくれることが分かります。
これではデータが取れないので、iCloudへのバックアップデータを一度完全に削除。
改めて、いらないアプリのバックアップをオフにしてからタイムを計測します。
フォトライブラリについては、Googleフォトに自動でバックアップされるのでオフに。
その他もアカウント情報やパスワードなど重要なデータが入っていないアプリは、どんどんオフにしていきます。
残したアプリの数は全部で21個に。すると・・・
9分37秒.94というタイムに。
さらに2回目に10分かかっていた時間は、35秒という結果になりました。
WiFi通信の状況に左右されるので、あくまで参考程度にどうぞ。
結果、不要なアプリをオフにすると・・・バックアップの時間は
- 794秒→577秒(3分37秒)
- 約27%バックアップ速度が速くなる。
という結果に。本当にあくまて参考程度にしかなりませんが、不要なアプリをバックアップして時間を食ってしまっている方は、この機会に是非オフにしてみてはいかが?